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冷却関係

サーモスタットって何?

サーモスタットの働きは、エンジンを適温に保つ役割があります。エンジンが冷えすぎない・温まり過ぎないように冷却水を冷却する量をコントロールします。

冷却水は、エンジンとラジエータ間をエンジン内にある『ウォーターポンプ』により強制的に循環しています。サーモスタットはラジエターへ冷却水を送り冷却水を冷却させる装置です。
冷却水温度が低いときは扉を閉じてエンジン内を巡回します。冷却水温度が高くなると扉が開きラジエターへ冷却水を送り冷却させます。

車の冷却水って何?

冷却水車にはエンジンが熱くなりすぎないように、冷却水が入っています。エンジンの働きによって発生する熱を冷やす事を主な目的とします。

この冷却水の多くは ロングライフクーラント(Long Life Coolant、以下LLC)が使われています。100℃を越えても沸騰しない、極低温でも凍結しないという特殊な液で、漏れたりした場合も分かりやすいように緑や赤の色がついています。

LLCが減少するとエンジンが過熱し、オーバーヒートの原因になるので、定期的な点検が必要です。また、エンジン内部を循環する冷却水は、暖房の熱としても利用されます。

冷却水はどれくらいの頻度で交換すればいいの?

交換目安冷却水の主成分はエチレングリコールです。エンジン用の不凍液は、錆を防ぐ防食剤や冷却効率を 高める消泡剤など、他の機能を発揮する成分が添加されており、2万km走行あるいは2~3年程度を目安に定期交換するのが一般的です。近年は新車時から10年間交換不要とする長寿命タイプに置き換わってきています。

なおエチレングリコールは毒性があることから、交換した廃液を河川や下水に流すことは禁物ですので注意してください。

冷却水が不足するとどうなるの?

冷却水が不足するとエンジンがオーバーヒートします。
オーバーヒートとは、エンジンが過熱して起きる現象です。オーバーヒートが起こるとエンジンが損傷したり、他の部品にも不具合が出たりします。
オーバーヒートが起きたら、速やかに車両を停止しましょう。エンジンはかけたままにします。
暖房にしてファンを最大に回転させます(熱い風が出なければ冷却水不足が原因)。メーターパネルの温度計が下がるのを待ちましょう。

オーバーヒートは冷却水不足以外のも起こるの?

サーモスタットのトラブル出も起きます。「閉じたまま開かない」と、熱くなった冷却水が冷やしてもらう為のラジエータへの通路が閉ざされるので、エンジンはすぐにオーバーヒートします。

その他にもラジエーターの損傷や冷却ファンの不良により起こります。
どの部分が原因か不明な場合にはお気軽にお近くの修理工場までお問い合わせください。